介護保険制度の保険者はどれか。
もっと詳しく読む正解理由・選択肢ごとの確認・ひっかけパターンほか
概要
制度を運営する主体は市町村。正答は3。
問われていること
保険を運営する主体と、それを支える主体を分けられるか。
しくみ・正解理由
保険の制度では、保険料を集めて給付を行う運営の主体を保険者という。介護保険では市町村がこれにあたり、制度の運営主体となる。そのうえで、国、都道府県、医療保険者、年金保険者が重層的に支え合う仕組みになっている。したがって記述3が正しい。誤肢は役割が違う。国と都道府県は制度を支える側であり、施設はサービスを提供する側である。
混同しやすい点
医療保険では制度ごとに保険者が違い、健康保険組合、協会けんぽ、共済組合、市町村などが担う。介護保険では市町村に一本化されている。制度ごとに保険者が違う点を押さえる。
深掘り
住民に最も近い市町村が運営することで、地域の実情に応じたサービスの整備が可能になる。一方で、規模の小さい市町村では財政の安定が課題になるため、国と都道府県が財政面で支え、広域で連合を組む仕組みも用意されている。要介護の認定も、市町村などに置かれる審査会で行われる。
ひっかけパターン
主体を4つ並べ、支える側と提供する側を混ぜる。解法は、(1) 保険者の定義を確認、(2) 運営の主体を探す、(3) それを選ぶ。
5分復習
介護保険制度の保険者は市町村。国と都道府県は支える側、介護施設は提供する側。制度の運営主体が保険者である。
選択肢ごとの確認
- 1国は制度の枠組みを定めて財政を支える側で、保険料を集めて給付する主体ではない。
- 2都道府県は市町村を財政面と広域調整で支える側で、保険者ではない。
- 3正答。介護保険制度の運営主体となる。
- 4サービスを提供する側で、保険者ではない。
1分チェック
- 介護保険の保険者は市町村
- 国・都道府県・医療保険者・年金保険者が重層的に支える
- 介護施設はサービスを提供する側
- 要介護認定は市町村への申請、介護認定審査会で判定
- 医療保険では制度ごとに保険者が違う