多職種連携によるチーム医療について望ましいのはどれか。
もっと詳しく読む正解理由・選択肢ごとの確認・ひっかけパターンほか
概要
何のために、誰が、何を知っているかを分け合うことが要。正答は2。
問われていること
複数の職種が関わる医療で、望ましい関わり方を判断できるか。
しくみ・正解理由
医療は、看護師、医師、薬剤師、はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師をはじめ多くの職種が担っており、それぞれが協力して患者を支えている。複数の職種が関わるとき、何を目指すのかという目的と、患者の状態についての情報を互いに持ち合うことが、重複や抜けを防ぐ土台になる。したがって記述2が望ましい。誤肢は3つとも協力を妨げる。役割を固定すること、互いの仕事に関心を持たないこと、患者と家族を外に置くことは、いずれも情報と目的の共有を減らす。
混同しやすい点
それぞれの職種に専門があり、業務の範囲が法で定められていることと、互いの仕事に関心を持たないことは別である。範囲を守ることは必要だが、他の職種が何をしているかを知らなければ、引き継ぎも相談も成り立たない。
深掘り
日本の医療を担う職種を実数の多い順に見ると、看護師、医師、薬剤師、歯科衛生士、はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師、歯科医師、柔道整復師、保健師、助産師、歯科技工士となる。さらに診療放射線技師、臨床検査技師、理学療法士、作業療法士、視能訓練士、言語聴覚士、臨床工学技士、義肢装具士、救急救命士も、業務独占と名称独占を伴う有資格の職である。
ひっかけパターン
望ましい関わり方を4つ並べ、閉じる方向の記述を3つ置く。解法は、(1) 情報が増えるか減るかで見る、(2) 患者が加わるかを見る、(3) 開く方向を選ぶ。
5分復習
望ましいのは「職種間で目的と情報を共有する」。リーダー固定・他職種への不干渉・患者家族の排除はいずれも協力を妨げる。
選択肢ごとの確認
- 1患者の状態や場面に応じて中心となる職種は変わる。固定すると柔軟さを失う。
- 2正答。目的と情報の共有が協力の土台になる。
- 3互いの仕事を知らないままでは、重複と抜けが起こる。
- 4患者と家族は支えられる側であると同時に、決定に加わる側でもある。
1分チェック
- チーム医療の土台は目的と情報の共有
- リーダーは患者の状態や場面に応じて変わる
- 互いの業務内容を知らなければ引き継ぎと相談が成り立たない
- 患者・家族もチームの一員
- 医療従事者は実数の多い順に看護師・医師・薬剤師・歯科衛生士・はり師・きゅう師