問6
皮膚の消毒に用いないのはどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:2
正答:2
塩素系の薬は刺激が強く、皮膚には使わない。正答は2。
消毒薬を、使える対象で分けられるか。
消毒薬は、殺菌の力の強さと、対象に与える刺激の強さで使い分ける。皮膚に使えるのは刺激が少ないもので、アルコール系、殺菌力は弱いが刺激の少ないもの、ヨウ素を含むものが該当する。塩素を含むものは殺菌の力が強い反面、皮膚や粘膜への刺激が強く、器具や環境、排泄物の処理に用いる。したがって記述2が正しい。誤肢の3つはいずれも皮膚に用いられる。
殺菌の力が強い薬ほど良いというわけではない。対象が生きた皮膚か、器具や環境かで選ぶ。塩素系は次亜塩素酸ナトリウムが代表で、嘔吐物や排泄物の処理、器具の浸漬に用いる。手指にはアルコール系、それが使えないときは低水準の薬を使う。
消毒法には、熱、光線、音波、濾過による物理的な方法と、薬品による化学的な方法がある。化学的な方法にはフェノール系、逆性石けん、アルコール系、塩素系、ビグアナイド系、ヨウ素系、重金属類、アルデヒド系、酸化剤、ガス滅菌がある。それぞれ殺菌の対象範囲と使える場所が違うので、対象と目的で選ぶ。
消毒薬を4つ並べ、皮膚に使えないものを1つ置く。解法は、(1) 各薬の刺激の強さを確認、(2) 器具や環境用のものを探す、(3) それを選ぶ。
皮膚の消毒に用いないのは塩素系消毒剤。刺激が強く器具や環境に用いる。アルコール類・ビグアナイド系・ヨウ素系はいずれも皮膚に使える。