問5
2019年の食中毒統計において食中毒の発生件数が最も多いのはどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:4
正答:4
食中毒の件数が最も多いのは飲食店。正答は4。
食中毒の統計を、発生した場所の内訳で読めるか。
食中毒の統計は、原因となった食品、病因物質、そして原因となった施設ごとに集計される。施設別に見ると、外食を提供する飲食店での発生が最も多い。多くの人へ同じ食事を出すため、一度の事故で多数の患者が出やすく、届出につながりやすいことも背景にある。したがって記述4が正しい。誤肢は3つとも件数が少ない。家庭での発生は届出に至らないことが多く、学校と病院は衛生管理の仕組みが整えられているため件数が抑えられている。
件数と患者数は別の指標である。件数では飲食店が多いが、1件あたりの患者数は集団給食のほうが多くなる。統計を読むときは、何を数えたものかを確かめる。
食中毒の予防では、危害を分析して重要な管理点を定める方式の普及が進められている。過去の大きな流行としては、粉ミルク、給食弁当、錦糸卵、加工乳によるものが記録されており、1996年には腸管出血性大腸菌とサルモネラによるものが増え、2006年にはノロウイルスによる大規模な事例があった。
施設を4つ並べ、件数の順位を問う。解法は、(1) 件数か患者数かを確認、(2) 外食の場を探す、(3) それを選ぶ。
食中毒の発生件数が最も多いのは飲食店。家庭は届出に至りにくく、学校と病院は衛生管理の仕組みが整えられている。件数と患者数の違いに注意。