問112
甲状軟骨上縁の高さにないのはどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:4
正答:4
甲状軟骨上縁に並ぶのは人迎・扶突・天窓。天牖は下顎角の高さ。正答は4。
前頸部の経穴が、どの高さにどう並ぶかを言えるか。
教科書は、甲状軟骨上縁の高さで胸鎖乳突筋の前縁に人迎、中央に扶突、後縁に天窓が並ぶと記している。これに対して天牖は下顎角と同じ高さで、胸鎖乳突筋の後方の陥凹部にある。したがって甲状軟骨上縁の高さにないのは記述4である。
前頸部の経穴は、胸鎖乳突筋のどこにあるかで前縁・中央・後縁に分かれる。3つとも同じ高さなので、高さで選ぶ設問では区別できない。1つだけ高さが違うものを探すという読み方が要る。天牖は下顎角、水突と天鼎は輪状軟骨の高さである。
甲状軟骨上縁の高さの3穴のうち、人迎は総頸動脈上にあり、教科書は禁鍼穴として人迎に総頸動脈があることを挙げている。輪状軟骨の高さでは、胸鎖乳突筋をはさんで前縁に水突、後方に天鼎が並ぶ。胸鎖乳突筋は、抵抗に抗して頭を反対側に向けるとより明瞭に現れる。
同じ高さの経穴を3つ並べ、1つだけ違う高さのものを混ぜる。解法は、(1) 甲状軟骨上縁の3穴を思い出す、(2) 残りの1つの高さを確認、(3) それを選ぶ。
甲状軟骨上縁の高さにないのは天牖(下顎角の高さ)。人迎・扶突・天窓は胸鎖乳突筋の前縁・中央・後縁に並ぶ。