問121
顔面神経支配の筋にある経穴の部位はどれか。
この問題の分類段階2 理解正答の理由や選択肢の違いを整理する問題
正答:2
正答:2
顴髎の下は大頬骨筋と小頬骨筋で、顔面神経支配。正答は2。
顔面部の経穴を、その下にある筋の支配神経で仕分けられるか。
顔面の表情筋は顔面神経、咀嚼筋は下顎神経が支配する。教科書が各経穴に記す筋を見ると、外眼角の直下で頬骨下方の陥凹部にある手の太陽小腸経の経穴は、小頬骨筋と大頬骨筋の上にあり、その筋枝は顔面神経の頬骨枝である。したがって記述2が正しい。誤肢は筋が記されていないか、下顎神経支配の筋である。頬骨弓中央の上際にあるものは側頭筋の上、残る2つは皮枝だけが記されている。
顔面部の経穴では、表情筋の上にあるものと咀嚼筋の上にあるものが混ざる。頬骨弓の周りには咀嚼筋である側頭筋と咬筋があり、いずれも下顎神経が支配する。表情筋か咀嚼筋かで支配神経が決まる。
顴髎の取り方は、外眼角を通る垂線上で頬骨下方の陥凹部に取るとされ、胃経の下関の前方にあたる。下関は頬骨弓の下縁中点と下顎切痕の間の陥凹部にあり、咬筋と外側翼突筋の上にあって筋枝は下顎神経である。胃経の頬車も咬筋の上にある。
顔面部の経穴の部位を4つ並べ、筋の有無と支配神経で選ばせる。解法は、(1) 各部位の経穴名を特定、(2) その下の筋を確認、(3) 顔面神経支配のものを選ぶ。
顔面神経支配の筋にある経穴は顴髎(外眼角の直下、頬骨下方の陥凹部)。上関は側頭筋で下顎神経支配、聴会と耳門には筋が記されていない。