問120
前腕後面の経穴で小指伸筋腱と尺側手根伸筋の間に取るのはどれか。
この問題の分類段階2 理解正答の理由や選択肢の違いを整理する問題
正答:2
正答:2
支溝から小指伸筋腱を越えたところが会宗。正答は2。
前腕後面の経穴を、取り方に書かれた腱の関係で見分けられるか。
手の少陽三焦経の郄穴である会宗は、前腕後面で尺骨の橈側縁、手関節背側横紋の上方3寸にあり、取り方は支溝から小指伸筋腱を越えたところで尺側手根伸筋との間に取るとされる。したがって記述2が正しい。誤肢は場所が違う。三焦経の経火穴は橈骨と尺骨の骨間の中点、小腸経の経火穴は手関節後内側、小腸経の絡穴は尺骨内縁と尺側手根屈筋の間にある。
会宗と支溝は同じ手関節背側横紋の上方3寸にあり、高さでは区別できない。支溝が骨間の中点にあるのに対し、会宗は尺骨の橈側縁で、小指伸筋腱を1つ越えた尺側にある。高さが同じときは前後の位置で分ける。
三焦経の前腕後面には、支溝が上方3寸、三陽絡が上方4寸、四瀆が肘頭の下方5寸と並ぶ。いずれも橈骨と尺骨の骨間の中点にある。会宗だけが尺骨の橈側縁にずれている。小腸経の絡穴である支正は、陽谷と小海を結ぶ線の中点の下方1寸に取る。
要穴の名前で示し、部位を思い出させる。解法は、(1) 各要穴の経穴名を出す、(2) 前腕後面の並びを確認、(3) 尺側手根伸筋との間のものを選ぶ。
小指伸筋腱と尺側手根伸筋の間に取るのは三焦経の郄穴(会宗)。支溝は骨間の中点、支正は尺骨内縁にある。