問110
天応穴の特徴はどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:4
正答:4
名称も部位も定まっておらず、病んでいる状態と結びついて現れる。正答は4。
腧穴の4つの区分を、名称・部位・主治が定まっているかで仕分けられるか。
腧穴はいわゆるつぼの総称で、4つに区分される。十四経脈上にあって名称と部位が定まっているものが経穴(正穴)、十四経脈になく名称・部位・主治症が定まっているものが奇穴、奇穴のうち1901年以降に定められたものが新穴、そして名称も部位も定められていないものが阿是穴で、天応穴や圧痛点とも呼ばれる。押すと心地よさや圧痛を感じ、病んでいる状態と深く結びついて現れたり、治療の点になったりする。したがって記述4が該当する。誤肢の3つは、それぞれ経穴・奇穴・新穴の特徴である。
天応穴・阿是穴・圧痛点は同じものを指す3つの呼び名である。名前が複数あるために別の概念と思いやすいが、教科書は同じ項目としてまとめている。押すと心地がよかったり圧痛を感じたりするが、名称も部位も定まっていない点が他の3つと決定的に違う。
経穴は十四経脈(正経十二経脈・督脈・任脈)に所属し、名称をもち部位が定まっているもので、WHOでは全361穴と定められている。経穴の名称は、陰陽論や五行説、主治、経穴の位置、付近の筋肉や骨の形などさまざまな由来をもつ。経穴は疾病の際の反応点であり、診断点であり、治療点である。
4つの区分の特徴を1つずつ並べる。解法は、(1) 名称・部位・主治が定まっているかで4区分を整理、(2) 各肢がどの区分の特徴かを判定、(3) 天応穴のものを選ぶ。
天応穴の特徴は「病態と関連して出現する」。十四経脈上は経穴、主治が定まるのは奇穴、1901年以降は新穴。