上肢の病的反射はどれか。
正答:3
正答:3
病的反射は錐体路障害により、健常者にはみられない反射が抑制解除されて出現するもので、上肢と下肢に分けられる。本問は上肢の病的反射に該当するものを選ばせる。
代表的な病的反射が上肢のものか下肢のものかを分類でき、上肢の病的反射を選べるかを問う。
教科書は上肢の病的反射としてホフマン反射・トレムナー反射・ワルテンベルグ反射を、下肢の病的反射としてバビンスキー反射・チャドック反射・オッペンハイム反射・ゴードン反射・シェーファー反射・ゴンダ反射などを挙げる。トレムナー反射は被検者の指を少し屈曲させ中指末節を掌側からはじくように叩くと、全指(ことに母指)が屈曲する上肢の病的反射である。
上肢の病的反射(ホフマン・トレムナー・ワルテンベルグ)と下肢の病的反射(バビンスキー・チャドック・オッペンハイム・ゴードン・シェーファーなど)の取り違え。下肢の病的反射は母趾の背屈を指標とするものが多く、上肢は指(特に母指)の屈曲を指標とする点で区別できる。
病的反射は錐体路によって抑制されている反射が抑制解除で出現するもので、錐体路障害の局在診断に有用。上肢ではホフマン反射(中指末節を母指で屈曲後に放すと全指屈曲)、トレムナー反射(中指末節を掌側からはじくと全指屈曲)、ワルテンベルグ反射がある。下肢はバビンスキー反射が代表で、足底反射の検査で母趾が背屈すれば陽性とされる。
下肢の病的反射を3つ並べ、上肢の病的反射を1つだけ正答として混ぜる分類問題。バビンスキー・チャドック・ゴードンが下肢であると分かればトレムナーが残る。
病的反射を上肢・下肢で分類する。上肢=ホフマン反射・トレムナー反射・ワルテンベルグ反射(いずれも指・母指の屈曲)。下肢=バビンスキー反射・チャドック反射・オッペンハイム反射・ゴードン反射・シェーファー反射・ゴンダ反射・ロッソリモ反射など(多くは母趾背屈)。病的反射は錐体路障害の指標である点も押さえる。