問65
院内感染と関連が深いのはどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:2
正答:2
院内感染は今日の感染症の重要課題で、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)が患者や医療従事者を介して広がる代表例である。本問は院内感染と関連が深い菌を選ぶ。
院内感染と関連が深い菌を選ぶ。MRSA(院内感染の代表)と、外傷から侵入する破傷風菌・市中の肺炎球菌・食中毒のボツリヌス菌の区別が鍵。
教科書によれば、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)が患者や医療従事者を介して広がるのが院内感染の代表で、MRSAはメチシリンを含むほとんどのβラクタム系薬に耐性をもち、治療にはバンコマイシンが用いられる。したがって院内感染と関連が深いのはMRSA(正答2)。破傷風菌は外傷の傷口から侵入、ボツリヌス菌は食中毒(神経毒)、肺炎球菌は市中肺炎などの原因で、院内感染の代表ではない。
院内感染=MRSA(多剤耐性・医療従事者や患者を介して伝播)。破傷風菌(外傷)・ボツリヌス菌(食中毒)・肺炎球菌(市中肺炎)は感染の場・経路が異なる。
教科書:MRSAはメチシリンを含むほとんどのβラクタム系薬に耐性を獲得した黄色ブドウ球菌で、患者や医療従事者を介して広がる院内感染の代表。耐性ブドウ球菌用ペニシリン(メチシリン)も効かず、バンコマイシンを使用する。今日の感染症では日和見感染・菌交代症・院内感染が重要課題。
菌の感染の場を取り違えさせる。『院内感染=MRSA(多剤耐性菌)』と固定し、外傷(破傷風菌)・食中毒(ボツリヌス菌)・市中(肺炎球菌)を消去する。
MRSAが院内感染の代表である理由(多剤耐性・院内で伝播)を言う。MRSAの治療(バンコマイシン)を説明する。破傷風菌・ボツリヌス菌・肺炎球菌の感染の場を区別する。