問81
関節リウマチに特徴的なのはどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:1
正答:1
関節リウマチに特徴的な変形は、教科書の一覧『RAによってみられる変形の例』に列挙され、頸椎では『環軸関節亜脱臼』が挙げられている。これが正答。
RAに特徴的な関節変形を選ばせる問題。RAの変形リストに載るものと、他疾患(神経麻痺・痙性麻痺)由来の変形を区別させる。
教科書の一覧では、RAによる変形として手(尺側偏位・掌側脱臼・スワンネック・ボタン穴・母指Z変形・ムチランス変形)、手関節(掌側脱臼)、膝(外反膝・X脚)、足部(外反扁平足・外反母趾・槌指)、頸椎(環軸関節亜脱臼)が示される。頸椎の環軸関節亜脱臼はRAに特徴的。
RAの典型変形は『外反・尺側偏位・掌側脱臼・スワンネック/ボタン穴・環軸関節亜脱臼』方向。下垂手(橈骨神経麻痺)・反張膝(筋アンバランス)・内反尖足(痙性麻痺)はいずれも神経/筋由来の別物。RAの変形は教科書の一覧で覚える。
RAは滑膜破壊により関節が不安定化し、特有の変形を示す。頸椎では環軸関節(C1-C2)の靱帯が緩み環軸関節亜脱臼を生じ、脊髄圧迫の危険があるため臨床上重要。教科書の一覧はRAの部位別変形を一覧化した重要表。
選択肢を『RA(滑膜破壊・関節不安定)由来か、神経/筋由来(麻痺)か』で二分する。下垂手・内反尖足・反張膝は麻痺/筋由来、環軸関節亜脱臼だけが関節破壊由来でRA特徴。
RAに特徴的な変形=手:尺側偏位・掌側脱臼・スワンネック・ボタン穴・母指Z・ムチランス/手関節:掌側脱臼/膝:外反膝・X脚/足部:外反扁平足・外反母趾・槌指/頸椎:環軸関節亜脱臼。一方、下垂手=橈骨神経麻痺、反張膝=筋アンバランス、内反尖足=痙性麻痺で、いずれもRA由来ではない。