五臓とそれが蔵すものの組合せで正しいのはどれか。
正答:3
正答:3
五臓が蔵すものは、肝が血、心が神、脾が営、肺が気、腎が精。組合せとして正しいのは「脾 ― 営」。正答は3。
『霊枢』本神篇に由来する五臓の蔵すもの(肝蔵血・心蔵神・脾蔵営・肺蔵気・腎蔵精)を、五神の配当(肝=魂、肺=魄、脾=意、腎=志、心=神)と混同せずに答えられるか。
五臓はそれぞれ生理物質や精神活動を蔵する。肝は血を蔵し(蔵血)、必要に応じて全身へ配る。心は神を蔵し、精神活動を統率する。脾は営を蔵する。脾は運化により飲食物から水穀の精微を吸収して気血を化生する源で、その精微から生まれた陰性の気が営気であり、血の一部として脈中をめぐって全身を滋養する。肺は気を蔵し(主気)、腎は精を蔵する(蔵精)。選択肢を照らすと、肝は血であって精ではない、心は神であって血ではない、腎は精であって魂ではない(魂を蔵すのは肝)。したがって正しいのは脾 ― 営。
五臓が蔵すもの(血・神・営・気・精)と、五神の配当(魂・神・意・魄・志)の2系列が混ざる。心は両方で「神」なので手がかりになる。肝は蔵すものが血、五神では魂。腎は蔵すものが精、五神では志。選択肢4は腎と魂を組み、この2系列をまたいだ引っかけ。
『霊枢』本神篇に「肝は血を蔵し、血は魂を舎す。脾は営を蔵し、営は意を舎す。心は脈を蔵し、脈は神を舎す。肺は気を蔵し、気は魄を舎す。腎は精を蔵し、精は志を舎す」とあり、蔵すものと五神が対で示される。ここから、血が魂を、営が意を、気が魄を、精が志を宿すという関係が読める。脾の統血(血を脈外に漏らさない)と蔵営は別の働きなので分けて覚える。
正しい対を1つ置き、残り3つは五臓と生理物質・五神を1つずつずらして組む。解法は、(1) 肝血・心神・脾営・肺気・腎精を書き出す、(2) 各肢を照合、(3) 五神との混同(腎—魂)に注意。
五臓が蔵すものは、肝が血、心が神、脾が営、肺が気、腎が精。五神の配当(肝=魂、心=神、脾=意、肺=魄、腎=志)と対になっており、血が魂を、営が意を、気が魄を、精が志を宿すと『霊枢』本神篇にある。選択肢では脾 ― 営だけが正しく、肝—精、心—血、腎—魂はいずれも別の臓のものを組んでいる。