問164
特殊鍼法で水平に刺入するのはどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:3
正答:3
前問(第22回)と同趣旨で、皮膚面に水平に刺入する鍼を選ばせる問題。今回は皮内鍼と円皮鍼が同じ選択肢に並ぶため、刺入方向の区別が直接問われる。
皮内に水平に刺入する鍼を、円皮鍼・集毛鍼・皮内鍼・灸頭鍼の中から選べるかを問う。
皮内鍼は『細く短い鍼を筋層へは刺入せず、皮内に水平に刺入し長時間留置する』もので水平刺に該当する。対照的に円皮鍼は『画鋲状になった短い鍼を垂直に刺入』するため、同じ留置系でも刺入方向が逆。集毛鍼は小児鍼で用いる鋭利な鍼尖をもたない鍼具で皮膚表面への軽微な刺激を行うもの、灸頭鍼は鍼を組織内へ刺入し鍼柄でモグサを焚く方式で、いずれも皮内水平刺ではない。
選択肢に皮内鍼と円皮鍼が同時に並ぶため、『皮内=水平/円皮=垂直』を確実に区別できるかが全て。集毛鍼を小児鍼具と認識できるかも判別ポイント。
皮内鍼(赤羽幸兵衛発案・水平刺・リング型/平軸型)と円皮鍼(画鋲状・垂直刺・中国では微針・耳鍼に応用・スポーツ競技者の筋痛/筋疲労にも用いる)は、ともに持続的刺激を与える留置系だが刺入方向が決定的に異なる。集毛鍼は小児鍼具(錠鍼・いちょう鍼・うさぎ鍼・車鍼・集毛鍼・振子鍼)の一つで、鋭利な鍼尖をもたず皮膚表面への軽微な刺激に用いる。
皮内鍼(水平)と円皮鍼(垂直)を同じ選択肢に並べて取り違えを誘う典型パターン。『皮内=水平・留置』を反射的に出せれば即答できる。
刺入方向を問う問題は『皮内=水平/円皮=垂直』のペア暗記が最優先。集毛鍼が小児鍼具であること、灸頭鍼が鍼を組織内へ刺す(水平ではない)ことも併せて押さえる。皮内鍼・円皮鍼は発案者/由来・形状・適応(疼痛性疾患、円皮鍼はスポーツ筋痛にも)まで一段深く整理しておくと、刺入方向以外の角度で問われても対応できる。