問166
鍼通電装置と近接使用してはならないのはどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:3
正答:3
高い周波数の電磁波を出す機器は、通電装置の動作を狂わせる。正答は3。
物理療法の機器を、電磁波を出すものとそうでないもので分けられるか。
鍼に電気を流す装置は、微弱な電気を正確な波形で出す機械である。近くで強い電磁波が発生すると、装置の回路が影響を受けて出力が乱れたり、意図しない電流が流れたりする恐れがある。マイクロ波を用いる治療器は高い周波数の電磁波を出すため、鍼通電装置と近づけて使ってはならない。したがって記述3が正しい。誤肢の3つは電磁波による干渉を起こしにくい。超音波は音の振動、紫外線と赤外線は光の一種で、いずれも装置の回路を乱す性質のものではない。
どれも物理療法の機器なので並べられると迷う。「電磁波を出すか」という一点で振り分ければよい。マイクロ波は電子レンジと同じ帯域の電磁波で、金属である鍼にも作用しうるという点でも危険がある。
鍼通電では、電流の向き、周波数、通電の時間を目的に応じて選ぶ。心臓を挟む形で電極を配置しない、出力は最も弱いところから徐々に上げる、といった安全上の決まりがある。体内に電気を用いる機器が植え込まれている人では、装置の誤作動を招く恐れがあるため通電は行わない。
物理療法の機器を4つ並べ、電磁波を出すものを1つ置く。解法は、(1) 各機器が何を使うかを書き出す、(2) 電磁波かどうかで分ける、(3) 電磁波のものを選ぶ。
近接使用してはならないのはマイクロ波。高い周波数の電磁波が通電装置の動作を乱す。超音波は音の振動、紫外線・赤外線は光で干渉しない。