問171
艾について誤っているのはどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:4
正答:4
艾(モグサ)の構造と成分について『誤っている』ものを選ぶ問題。教科書の構造と成分の記載が根拠。シネオールの正体を問う。
艾に関する記述のうち、教科書の記載に照らして誤っているものを1つ選ぶ。
教科書は『腺毛には揮発性の精油が含まれ、精油の主成分はシネオール(cineol)で、燃焼によりモグサ独特の芳香を発する』とする。すなわちシネオールは精油成分(揮発性のかおり成分)であって、線維様物質ではない。したがって『シネオールは線維様物質である』が誤り。モグサは線維・タンパク質などの有機物も含むが、シネオールはその線維とは別の精油成分である。
『線維』はモグサに含まれる成分の一つとして教科書に出てくるため、シネオールも線維の一種だと錯覚しやすい。シネオール=精油(揮発性・芳香の主成分)であって、線維(構造性の有機物)ではない、と分けて覚える。
腺毛の精油=シネオールが燃焼してモグサ独特の芳香を発する。これは問題6(第24回・精油を多く含むのは腺毛)と同じ知識の裏返しで、シネオールが腺毛由来の精油成分であることを押さえれば両問とも解ける。
精油(シネオール)と線維を混同させる引っかけ。シネオール=かおり(精油)、線維=構造成分、と機能で分けると誤答を防げる。
モグサ=ヨモギ葉裏の毛茸(白い毛)+腺毛(精油=シネオールを含む)。シネオールは精油の主成分で、燃焼するとモグサ独特の芳香を発する。線維はモグサの別の構成成分で、シネオールとは別物。