透熱灸施灸部の消毒方法で最も適切なのはどれか。
正答:2
正答:2
透熱灸(有痕灸の代表・熱傷を生じる灸)の施灸部消毒の最適な方法を問う。前2問と同系統で、教科書の『灸でも施灸部位に限定して施術前後とも清拭消毒・後は軽く』が根拠。
透熱灸施灸部の消毒方法として最も適切な記述を1つ選ぶ。
教科書は『灸施術を行う場合も鍼施術と同様に清拭消毒を行う。施術前の消毒は施灸部位に限定して行う。施術後の消毒も施灸部位に限定し軽くにとどめる』とし、施灸前・後の双方で消毒すると示す。よって『施灸前後に行う』が正答(選択肢2)。ラビング法は手指消毒(選択肢1は誤り)。次亜塩素酸ナトリウムは中水準消毒薬で皮膚の標準消毒薬ではない(選択肢3は誤り)。施灸後の皮膚は過敏で強く清拭してはならないため往復清拭は不適切(選択肢4は誤り)。
第22回157・第25回155と同じ判別軸(前後とも・施灸部位限定・後は軽く・皮膚はエタノール・手指はラビング)。透熱灸は熱傷を生じるため施灸後皮膚が過敏で、往復清拭が特に不適切。
透熱灸は艾炷を直接皮膚で燃やし切る有痕灸で、原則として熱傷(灸痕)を残す。組織傷害を受けた施灸後皮膚は過敏なため、消毒は軽くにとどめ強くこすらない。消毒のタイミング(前後)・範囲(施灸部位限定)・薬剤(エタノール標準)・手技(清拭法)はすべて教科書記載で一貫する。
正答(前後とも)に対し、手指消毒法(ラビング)・非標準薬(次亜塩素酸ナトリウム)・こすり過ぎ(往復清拭)を並べる定番3点セット。
灸の皮膚消毒テンプレ:施灸部位に限定・施術前後とも・後は軽く(過敏なので強くこすらない)・薬剤はエタノール・手技は清拭法。ラビング法は手指、次亜塩素酸ナトリウムは中水準消毒薬で皮膚標準ではない。この型で消毒系3問(第22回157・第25回155・第29回173)はすべて解ける。