灸あたりの一般的症状でないのはどれか。
正答:3
正答:3
灸あたりの一般的症状を問う問題。教科書が挙げる灸あたりの症状(全身倦怠感・疲労感・脱力感、めまい・嘔気・頭重感・食欲不振など)と、瞑眩のコラムが挙げる症状(全身倦怠感・疲労感・眠気・頭重感)を根拠に、含まれないものを選ぶ。
選択肢の中で、灸あたりの一般的(典型的)症状として教科書が挙げていないものを1つ選ぶ。
灸あたりは灸刺激に対する生体の過剰反応で、教科書は全身倦怠感・疲労感・脱力感を中心症状とし、その他にめまい・嘔気・頭重感・食欲不振を挙げる。瞑眩(好転反応)のコラムでは全身倦怠感・疲労感・眠気・頭重感が具体例として示される。これらはいずれも全身性の不定愁訴的な症状であり、選択肢4の頭重はこれに合致する。胸痛は局所の鋭い疼痛で、灸あたりの一般的症状としては挙げられていない(選択肢3が正答)。
灸あたりは『全身性の不定愁訴』が基本像。局所の鋭い痛み(胸痛)はパターンが異なる。悪寒・発熱は教科書本文に直接の語がないため、消去法(頭重が明示的に該当・胸痛が明らかに非該当)で胸痛を選ぶのが安全。
灸あたりの症状は『だるい・疲れる・力が入らない・気持ち悪い・頭が重い・食欲がない』といった全身性のトーンで一貫している。胸痛のような臓器を想起させる局所痛は、この全身性トーンから明確に外れる。教科書の明示語(倦怠感・疲労感・脱力感・めまい・嘔気・頭重感・食欲不振・眠気)を軸に、明示されている頭重を残し、明らかに毛色の違う胸痛を切る。
全身性の不定愁訴に局所の鋭い痛み(胸痛)を1つ紛れ込ませる型。『全身か局所か』『鈍い不定愁訴か鋭い痛みか』で判別する。
灸あたり=灸刺激への全身の過剰反応。症状は全身性の不定愁訴(倦怠感・疲労感・脱力感・めまい・嘔気・頭重感・食欲不振・眠気)。臓器局在を想起させる鋭い痛み(胸痛)は灸あたりの典型像から外れる。