有痕灸を避けるべき部位はどれか。
正答:3
正答:3
教科書のリスク管理章では、灸施術の禁忌部位として『顔面部、外生殖器、乳頭、臍部、化膿部、悪性腫瘍部、急性炎症の患部、皮膚病の患部』を挙げている。頬部は顔面部に含まれ、灸痕(瘢痕)が残ると美容上問題となるため、灸痕を残す有痕灸を避けるべき部位に該当する。
灸施術(とくに灸痕を残す有痕灸)を避けるべき身体部位はどれかを問う問題。教科書の禁忌部位リストとの照合がポイント。
有痕灸は字のごとく灸痕(瘢痕)を残す施灸法であり、顔面部のように露出し美容上問題となる部位では原則避ける。教科書は無痕灸の説明で『有痕灸を禁忌とする部位、小児や女性、虚弱な者など有痕灸が適切でない者に使用される』と記し、顔面部を含む禁忌部位には無痕灸を用いる方針を示す。頬部=顔面部であり、選択肢のうち教科書の禁忌部位リストに該当するのは頬部のみ。
教科書の灸禁忌部位は『顔面部・外生殖器・乳頭・臍部・化膿部・悪性腫瘍部・急性炎症の患部・皮膚病の患部・感覚(とくに温度覚)脱失部位』。これを暗記していれば、選択肢のうち顔面に属する頬部を即座に選べる。なお本問の選択肢の正誤判定は教科書の禁忌部位リストに基づくもので、各部位の細かな経穴配置までは問われていない。
灸痕を残す有痕灸(透熱灸・焦灼灸・打膿灸)は熱傷をつくる施灸法であり、瘢痕が残る。顔面部は露出部で瘢痕が美容上の問題になるため、こうした部位には無痕灸(知熱灸・温筒灸・棒灸など)を用いる。教科書は無痕灸の適応として『有痕灸を禁忌とする部位、小児・女性・虚弱な者』を明示しており、部位による術式選択の根拠になっている。
見慣れない部位名(爪根部・胸骨部)を並べて迷わせる罠。教科書の禁忌部位リストを丸暗記していれば、顔面に属する頬部だけが該当すると確定できる。リストに無い部位は『教科書上は禁忌とされていない』と割り切る。
灸の禁忌部位を語呂で固める:顔面部/外生殖器/乳頭/臍部/化膿部/悪性腫瘍部/急性炎症部/皮膚病部/温度覚脱失部。これらは『灸痕が残ると問題』『感染・悪化リスク』『感覚脱失で熱傷に気づけない』という3つの理由で説明できる。顔面(=頬・額など)は美容上の理由で有痕灸を避け、無痕灸を選ぶ。教科書『灸施術の禁忌』を本文で確認する。