問108
八会穴で募穴でもある経穴が所属する経脈はどれか。
この問題の分類段階2 理解正答の理由や選択肢の違いを整理する問題
正答:2
正答:2
章門は臓会かつ脾の募穴で、肝経に属する。正答は2。
八会穴と募穴の両方に載る経穴を特定し、その所属経脈を言えるか。
八会穴のうち募穴を兼ねるのは、臓会の章門と気会の膻中である。章門は脾の募穴だが所属するのは足の厥陰肝経で、膻中は心包の募穴で任脈に属する。選択肢に任脈は入っていないので、該当するのは記述2である。誤肢は八会穴と募穴の両方に載る経穴をもたない。
章門は脾の募穴だが、脾経には属していない。募穴は必ずしも同名の臓腑の経脈上にあるとは限らないという原則が、そのまま設問の仕掛けになっている。募穴の名前から経脈を推測しない。
八会穴は臓会が章門、腑会が中脘、気会が膻中、血会が膈兪、筋会が陽陵泉、骨会が大杼、髄会が懸鍾、脈会が太淵である。このうち中脘は胃の募穴、章門は脾の募穴、膻中は心包の募穴で、いずれも所属する経脈は任脈または肝経であり、同名の臓腑の経脈ではない。
募穴の臓腑名と所属経脈のずれを突く。解法は、(1) 八会穴と募穴の重なりを探す、(2) その経穴の所属経脈を確認、(3) 臓腑名に引きずられない。
八会穴で募穴でもある章門が所属するのは足の厥陰経(肝経)。脾の募穴だが脾経ではない。