問3
2017年の被用者保険で加入者が最も多いのはどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:3
正答:3
中小企業の従業員を広く引き受ける制度が最も多い。正答は3。
被用者保険の内訳を、対象の広さから加入者数の順に並べられるか。
被用者保険は、事業者に使用される75歳未満の人が被保険者となる制度で、いくつかの保険に分かれる。このうち、健康保険組合をもたない事業所の従業員を広く引き受ける制度は、中小企業を中心に対象が最も広く、加入者数が最も多い。したがって記述3が正しい。誤肢は3つとも対象が限られる。公務員などを対象とするもの、船員を対象とするもの、そして大企業などが単独または共同で設立するものである。
被用者保険全体と、その中の1つの制度を混同しないこと。設問は被用者保険の中で比べている。国民健康保険は被用者保険ではないので、そもそも比較の対象に入らない。
日本の医療保険は、被用者保険、国民健康保険、後期高齢者医療の3つに大別される。この区分は被保険者が誰かで見ると理解しやすく、雇われている75歳未満、それ以外の75歳未満、75歳以上、という3層になる。国民皆保険は1961年に実現し、給付は治療そのものを受ける現物の形で行われる。
被用者保険の内訳を4つ並べ、対象の広さで選ばせる。解法は、(1) 各制度の対象を書く、(2) 対象が最も広いものを探す、(3) それを選ぶ。
被用者保険で加入者が最も多いのは協会けんぽ。組合管掌健康保険は大企業中心、共済組合は公務員、船員保険は船員で、いずれも対象が限られる。