問112
骨度で左右の乳様突起の間と同じ長さなのはどれか。
この問題の分類段階3 応用症例や条件を判断材料にする問題
正答:2
正答:2
両乳様突起間は9寸。膝蓋骨尖から漏谷も9寸。正答は2。
骨度と経穴の位置を組み合わせて距離を求められるか。
骨度で左右の乳様突起の間は9寸である。内果尖から膝蓋骨尖までは1尺5寸で、脾経の漏谷は内果尖の上方6寸にあるので、膝蓋骨尖からは1尺5寸引く6寸で9寸になる。したがって記述2が正しい。誤肢は距離が違う。承山は委中の下方8寸で外果尖からの距離が異なり、内関は手関節掌側横紋の上方2寸なので肘窩横紋からは1尺、四瀆は肘頭の下方5寸である。
基準点が問われている側と逆になっている選択肢がある。漏谷は内果尖から測る経穴なので、膝蓋骨尖からの距離を出すには骨度から引き算する。どちらの端から測るかを間違えない。
頭部・顔面部の骨度では、両乳様突起間が9寸、両額角髪際間も9寸である。上肢では肘窩から手関節横紋までが1尺2寸、下肢では内果尖から膝蓋骨尖までが1尺5寸である。漏谷の取り方は、脛骨内縁の後際で内果尖と陰陵泉とを結ぶ線のほぼ中点の高さに取るとされる。
骨度と経穴の位置を組み合わせ、基準点を逆にした選択肢を置く。解法は、(1) 骨度の値を確認、(2) 各経穴の基準点と寸数を書く、(3) 引き算して比べる。
骨度で左右の乳様突起の間は9寸。同じなのは膝蓋骨尖の高さから漏谷まで。