問110
要穴で、所属するすべての経穴が足の三陽経のいずれかにあてはまるのはどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:1
正答:1
下合穴6穴はすべて足の三陽経にある。正答は1。
要穴の一覧を、所属経脈まで含めて確認できるか。
下合穴は六腑の気が下肢に合するところで、胆の陽陵泉、小腸の下巨虚、胃の足三里、大腸の上巨虚、膀胱の委中、三焦の委陽の6穴である。陽陵泉は胆経、下巨虚と足三里と上巨虚は胃経、委中と委陽は膀胱経で、すべて足の三陽経にあたる。したがって記述1が正しい。誤肢は上肢の経穴を含む。四総穴には列欠と合谷、八総穴には内関・外関・後渓・列欠、八会穴には膻中・大杼・太淵が入る。
下合穴は六腑に対応するので、名前から手の三陽経にもあると考えやすい。しかし大腸と小腸と三焦の下合穴も、すべて下肢の胃経と膀胱経に置かれている。下合穴という名前の下が下肢を指すと押さえる。
下合穴のうち、大腸の上巨虚と小腸の下巨虚はいずれも胃経にあり、三焦の委陽は膀胱経にある。委陽は膝後外側で大腿二頭筋腱の内縁、膝窩横紋上にあり、委中の外方に取る。四総穴は肚腹の足三里、腰背の委中、頭項の列欠、面目の合谷である。
要穴の群を4つ並べ、上肢の穴を含むものを3つ置く。解法は、(1) 各群の構成穴を書き出す、(2) 上肢の穴の有無を見る、(3) 下肢だけのものを選ぶ。
所属するすべての経穴が足の三陽経にあるのは下合穴。四総穴・八総穴・八会穴はいずれも上肢の穴を含む。