問122
腋窩壁を構成する筋上にあるのはどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:1
正答:1
魂門は広背筋の上にあり、広背筋は腋窩の後壁をつくる。正答は1。
経穴の下にある筋が、腋窩の壁を構成するかを判断できるか。
腋窩の後壁は広背筋・大円筋・肩甲下筋で構成される。教科書が各経穴に記す筋を見ると、上背部で第9胸椎棘突起下縁と同じ高さ、後正中線の外方3寸にある膀胱経の経穴は広背筋の上にある。したがって記述1が該当する。誤肢は下にある筋が腋窩の壁をつくらない。1つは僧帽筋と菱形筋、1つは腹直筋の上にあり、1つは教科書の解剖に筋が挙げられていない。
雲門は腋窩に近い鎖骨下窩にあるので、腋窩の壁と結びつけたくなる。しかし教科書の解剖には筋が挙げられておらず、深部を腋窩動脈が通ると注記されているだけである。位置の近さではなく、記された筋で判断する。
膀胱経の外方3寸の列のうち、膈関から胃倉までと肓門・志室は広背筋と腸肋筋または脊柱起立筋の上にある。これに対して附分から神堂までは僧帽筋・菱形筋・腸肋筋の上にあり、広背筋は含まれない。上背部の上のほうと下のほうで筋層が入れ替わる。
腋窩に近い経穴を混ぜ、記された筋で選ばせる。解法は、(1) 腋窩の壁をつくる筋を書き出す、(2) 各穴の解剖を確認、(3) 一致するものを選ぶ。
腋窩壁を構成する筋上にあるのは魂門(広背筋)。風門は僧帽筋・菱形筋、幽門は腹直筋、雲門には筋が記されていない。