問123
八会穴で、所属する経脈が異なる組合せはどれか。
この問題の分類段階2 理解正答の理由や選択肢の違いを整理する問題
正答:4
正答:4
脈会の太淵は肺経、臓会の章門は肝経で経脈が違う。正答は4。
八会穴8穴の所属経脈を、対で比べられるか。
八会穴の所属経脈は、気会の膻中と腑会の中脘がともに任脈、筋会の陽陵泉と髄会の懸鍾がともに胆経、血会の膈兪と骨会の大杼がともに膀胱経である。これに対して脈会の太淵は手の太陰肺経、臓会の章門は足の厥陰肝経で経脈が違う。したがって記述4が該当する。
八会穴は8穴のうち6穴が3つの経脈に2穴ずつ収まっており、残る2穴だけが別々の経脈にある。この構造を知っていれば、対のうち1組だけが違うと分かる。臓会の章門が脾の募穴なのに肝経にある点が鍵になる。
太淵は肺の原穴・肺経の兪土穴・八会穴の脈会を兼ね、手関節前外側の橈骨動脈拍動部にある。脈会とされるのは動脈の拍動を触れる部位だからと説明されることが多い。章門は脾の募穴かつ八会穴の臓会で、側腹部の第11肋骨端下縁にある。
八会穴を2つずつ組にし、同じ経脈の組を3つ置く。解法は、(1) 8穴の所属経脈を書き出す、(2) 各組を照合、(3) 違う組を選ぶ。
八会穴で所属経脈が異なるのは脈会(太淵・肺経)と臓会(章門・肝経)の組。他の3組は同じ経脈に属する。