問124
手関節横紋から最も遠いのはどれか。
この問題の分類段階2 理解正答の理由や選択肢の違いを整理する問題
正答:1
正答:1
肺経の郄穴である孔最は上方7寸。正答は1。
前腕の要穴を、手関節横紋からの寸数で比べられるか。
前腕の要穴は手関節横紋から寸数で位置が決まる。肺経の郄穴である孔最は手関節掌側横紋の上方7寸にあり、大腸経の絡穴である偏歴は手関節背側横紋の上方3寸、心包経の経金穴である間使は掌側横紋の上方3寸、三焦経の経火穴である支溝は背側横紋の上方3寸である。したがって最も遠いのは記述1である。
誤肢の3つがすべて上方3寸で揃えられている。要穴の名前から経穴を出したうえで寸数を思い出す2段階が要る。郄穴は経脈によって位置がまちまちで、肺経の孔最は前腕のなかでも肘寄りにある。
孔最の取り方は、尺沢と太淵とを結ぶ線の中点の上方1寸に取るとされ、尺沢から太淵までの長さは1尺2寸である。中点は上方6寸なので、その上方1寸で7寸になる。郄穴は経脈の気が深く集まるところで、急性の症状や痛みに用いられる。
要穴の名前で示し、同じ寸数の穴を3つ置く。解法は、(1) 各要穴の経穴名を出す、(2) 掌側か背側かと寸数を書く、(3) 最大を選ぶ。
手関節横紋から最も遠いのは肺経の郄穴(孔最・上方7寸)。他の3つはいずれも上方3寸。