問119
頭部、耳介の付け根の後縁の直上、髪際の上方2寸にあるのはどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:3
正答:3
耳介の付け根の後縁の直上、髪際の上方2寸は天衝。正答は3。
側頭部に集まる経穴を、基準点と寸数で見分けられるか。
側頭部には足の少陽胆経と手の少陽三焦経の経穴が集まる。このうち、耳介の付け根の後縁の直上で髪際の上方2寸にあるのは胆経の天衝である。したがって記述3が正しい。誤肢は基準点が違う。1つは耳尖のあたるところ、1つは乳様突起の後上方で天衝と完骨を結ぶ曲線上の天衝から3分の1、1つはもみあげ後縁の垂線と耳尖の水平線の交点である。
側頭部の経穴は耳を基準にするものが多く、耳尖・耳介の付け根・もみあげのどれを使うかで場所が変わる。天衝の取り方は率谷の後方5分とされ、率谷は耳尖の直上で髪際の上方1寸5分にある。基準点と寸数を対にして覚える。
胆経の側頭部の経穴は、瞳子髎から始まり、聴会・上関・頷厭・懸顱・懸釐・曲鬢・率谷・天衝・浮白・頭竅陰・完骨と続く。浮白の取り方は耳尖直後の髪際の後方1寸に取るとされる。角孫は手の少陽三焦経で、率谷の下方にあたる。
側頭部の経穴を4つ並べ、耳の基準点を入れ替える。解法は、(1) 設問の基準点(耳介の付け根の後縁)を読む、(2) 各穴の基準点を書く、(3) 一致するものを選ぶ。
耳介の付け根の後縁の直上、髪際の上方2寸にあるのは天衝。角孫は耳尖、浮白は乳様突起の後上方、曲鬢はもみあげ後縁が基準。