問120
足の太陰経の五兪穴で、身体が重く関節が痛む際に用いる経穴の部位はどれか。
この問題の分類段階2 理解正答の理由や選択肢の違いを整理する問題
正答:2
正答:2
体重節痛をつかさどるのは兪穴。脾経の兪土穴は太白。正答は2。
五兪穴の主治から穴の種類を決め、その経穴の部位を選べるか。
五兪穴にはそれぞれ主治があり、身体が重だるく関節が痛むという体重節痛をつかさどるのは兪穴である。足の太陰脾経の兪穴は太白で、その部位は足の内側、第1中足指節関節内側の近位陥凹部、赤白肉際である。したがって記述2が正しい。誤肢は同じ脾経の別の五兪穴か、別経の穴の部位である。1つは滎火穴の大都、1つは経金穴の商丘の部位にあたる。
足の第1指の周りには脾経の五兪穴が近接して並ぶため、遠位か近位か、指にあるか足内側にあるかで見分ける。大都は第1中足指節関節の遠位、太白は同じ関節の近位である。関節を挟んでどちら側かを読み取る。
五兪穴の主治は、井穴が心下満、滎穴が身熱、兪穴が体重節痛、経穴が喘咳寒熱、合穴が逆気して泄するである。兪穴は脈気が注ぐところで末端穴から3番目にあたり、陽経では独立しているが陰経では原穴と一致する。太白が脾の原穴でもあるのはこのためである。
主治から穴の種類を決めさせ、部位で答えさせる。解法は、(1) 主治から五兪穴の種類を確定、(2) その経の該当穴を表で確認、(3) 部位の記述と照合する。
身体が重く関節が痛む際に用いるのは兪穴。足の太陰経の兪土穴は太白で、足内側、第1中足指節関節内側の近位陥凹部、赤白肉際にある。