問124
女児に行う小児斜差の灸で正しいのはどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:2
正答:2
女児は右の肝兪と左の脾兪。正答は2。
男女で左右が入れ替わる組み合わせを、正しい向きで言えるか。
小児斜差の灸は、脊柱を越えて斜めに取る小児の疾患に用いる施灸点で、2〜3歳の小児に用いる灸穴として知られる。取る穴は男児が左の肝兪と右の脾兪の2穴、女児が右の肝兪と左の脾兪の2穴である。設問は女児について問うているので、記述2が正しい。誤肢は組み合わせる経穴が違うか、左右が男児のものになっている。
用いる経穴は男女とも肝兪と脾兪で共通し、変わるのは左右だけである。男児が左の肝兪、女児が右の肝兪と押さえておけば、脾兪は自動的に反対側になる。斜めに取るという名前の由来がそのまま左右の入れ替えを表している。
主治は小児の疾患で、特に疳の虫に用いるとされる。小児斜差の灸とは、脊柱を越えて斜めに取る小児疾患に有効な施灸点という意味である。同じ背部の兪穴を使う組み合わせに六つ灸があり、こちらは膈兪・肝兪・脾兪の左右6穴を取って胃の疾患に用いる。
背部兪穴の組み合わせを4つ並べ、経穴と左右の両方で迷わせる。解法は、(1) 用いる経穴が肝兪と脾兪だと確定、(2) 男女どちらを問われているか確認、(3) 左右を当てはめる。
女児の小児斜差の灸は右の肝兪と左の脾兪。男児は左の肝兪と右の脾兪。経穴は男女共通で、左右だけが入れ替わる。