問3
名称独占に加えて、業務独占を伴う医療従事者はどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:4
正答:4
資格が無ければその行為自体ができない職。正答は4。
名前を名乗れないことと、行為ができないことを区別できるか。
資格には2つの守り方がある。1つは、その名前を資格をもつ人しか名乗れないというもの。もう1つは、その行為自体を資格をもつ人しか行えないというものである。療養上の世話と診療の補助を行う職は、名前だけでなく行為そのものが資格をもつ人に限られる。したがって記述4が正しい。誤肢は名前は守られるが、行為そのものは資格が無くても法に触れない場面がある。
教科書では、診療放射線技師、臨床検査技師、理学療法士、作業療法士などが業務独占と名称独占を伴う職として挙げられている。一方、名称は独占するが行為までは独占しないと整理される職もあり、本問はその整理に立っている。試験では、どの整理で問われているかを設問の文言から読み取る。
日本の医療を担う職種を実数の多い順に見ると、看護師、医師、薬剤師、歯科衛生士、はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師、歯科医師、柔道整復師、保健師、助産師、歯科技工士となる。はり師、きゅう師も免許をもたない者が業として施術を行えば法に触れる、業務が独占された職である。
職種を4つ並べ、名称の独占と業務の独占を混ぜる。解法は、(1) 名前を名乗れないだけかを判定、(2) 行為自体が制限されるかを判定、(3) 両方に当たるものを選ぶ。
名称独占に加えて業務独占を伴うのは看護師。療養上の世話と診療の補助が資格をもつ人に限られる。名前を名乗れないことと行為ができないことを分ける。