糖質について正しいのはどれか。
正答:4
正答:4
食べた糖の一部は、肝臓でつなぎ合わされた形にして蓄えられる。正答は4。
糖の分類・血糖の意味・元素の構成・貯蔵の場所を言えるか。
糖質はこれ以上分解できない単位のものと、それがつながったものに分かれる。食事で取り込んだ糖は、肝臓と筋でつなぎ合わされた形にして蓄えられ、必要になると分解されて使われる。肝臓に蓄えられた分は血糖を保つために使われ、筋に蓄えられた分はその筋自身が使う。したがって記述4が正しい。誤肢は3つとも取り違えである。セルロースは多数の単位がつながった形で、単位が1つのものではない。人はこれを分解する酵素をもたないので、食物繊維として大腸へ届く。血糖値が表すのは血液中のブドウ糖の濃さで、ガラクトースではない。糖質を作る元素は炭素と水素と酸素で、窒素は含まれない。窒素を含むのは蛋白質である。
三大栄養素の元素の違いを押さえておくと選択肢3は即座に消える。糖質と脂質は炭素・水素・酸素だけ、蛋白質はこれに窒素が加わる。だから蛋白質を分解すると窒素を含む老廃物ができ、尿素として尿へ捨てられる。血糖という言葉が指すのがブドウ糖であることも定義として押さえる。
肝臓に蓄えられた分は、食事の間が空いたときに分解されて血糖を保つ。これを促すのがグルカゴンやアドレナリンで、逆に蓄える方向へ働かせるのがインスリンである。筋に蓄えられた分は血糖として放出できないので、運動時にその筋自身のエネルギーになる。セルロースは人には消化できないが、大腸の細菌が一部を分解する。
糖質について4つ並べ、分類・定義・元素・貯蔵を入れ替える。解法は、(1) 三大栄養素の元素を確認、(2) 血糖の定義を確認、(3) 貯蔵の場所と形を確認する。
グリコーゲンは肝臓で貯蔵される。セルロースは単糖類ではなく多数がつながった形、血糖値はガラクトースではなくブドウ糖の濃さ、糖質に窒素は含まれない。