問44
血小板が増加するのはどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:1
正答:1
出血すれば、失った分を補うために血小板が増える。正答は1。
血小板の数が増える状態と減る状態を分けられるか。
血小板は骨髄で作られ、出血を止める役割を担う。出血が起これば、失われた分を補うために骨髄での産生が高まり、数が増える。したがって記述1が正しい。誤肢は3つとも減る側である。血小板が減って皮下に出血が現れる病気、骨髄が異常な細胞で占められて正常な血液の細胞が作られなくなる病気、骨髄の働きそのものが落ちる病気は、いずれも血小板が減る。
血小板が減る病気ばかりが並ぶので、増える状況を1つ探せばよい。増えるのは、失った分を補う場合、炎症や感染に伴う場合、脾臓を摘出した後、骨髄の細胞が異常に増える病気の場合である。減るのは、作られない場合、壊される場合、脾臓にとどまる場合である。
血小板が減ると、皮膚に点状や斑状の出血が現れ、歯茎や鼻から出血しやすくなる。全身の細い血管で血栓が作られ続ける病態では、血小板と凝固の因子が消費されて減り、詰まることによる臓器の障害と出血が同時に起こる。施術では、血が止まりにくい状態かどうかを事前に確認し、深く刺すことや強い圧を避ける。
疾患と状態を4つ並べ、減るものを3つ置く。解法は、(1) 血小板が作られるか壊されるかを判定、(2) 補われる状況を探す、(3) それを選ぶ。
血小板が増加するのは出血。紫斑病・急性白血病・再生不良性貧血はいずれも減る側。失った分を補うかどうかで判断する。