問47
疾患と粘膜皮膚病変の組合せで正しいのはどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:3
正答:3
はしかでは、発疹の前に頬の内側に白い小さな斑点が出る。正答は3。
皮膚と粘膜の所見を、疾患と正しく対応づけられるか。
皮膚や粘膜に現れる所見には、疾患ごとに特徴的なものがある。はしかでは、全身の発疹が出る少し前に、頬の内側の粘膜に白い小さな斑点が現れ、診断の手がかりになる。したがって記述3が正しい。誤肢は組み合わせが入れ替わっている。まぶたに紫がかった赤い発疹が出るのは皮膚と筋が侵される病気、頬に蝶の形の紅斑が出るのは全身の結合組織が侵される病気、体にバラ色の発疹が出るのは腸チフスや梅毒の第2期である。
1と2、そして4は、いずれも入れ替えられている。皮膚と筋の病気にはまぶたの発疹、全身の結合組織の病気には頬の蝶形の紅斑、と正しい対応を先に固定してから照合する。所見の名前が人名や形を表しているので、由来をたどると覚えやすい。
皮膚と粘膜の所見は、全身の病気の窓になる。肝硬変では、手のひらが赤くなる、胸に赤い小さな血管が浮く、男性で乳房が膨らむといった所見が現れる。全身の結合組織が侵される病気では、日に当たると悪化する紅斑、口の中の潰瘍、脱毛が見られる。施術の前の視診で気づくことが、受診を勧める手がかりになる。
疾患と皮膚粘膜所見を組で並べ、総当たりで入れ替える。解法は、(1) 各所見の正しい疾患を書く、(2) 組を照合、(3) 一致するものを選ぶ。
正しい組合せは麻疹とコプリック斑。ヘリオトロープ疹は皮膚筋炎、蝶形の発赤は全身の結合組織が侵される病気、バラ疹は腸チフスや梅毒第2期。