改訂日本版フレイル基準に含まれる項目はどれか。
正答:3
正答:3
体重が減ったことは判定項目に入っている。正答は3。
5つの判定項目を挙げ、紛らわしい項目を外せるか。
加齢に伴って心身の働きが落ち、要介護の手前にある状態を判定する基準では、体重が減ったこと、疲れやすさを自覚していること、歩く速さが落ちたこと、握力が落ちたこと、体を動かす量が減ったことの5つを見る。体重の減少はこの1つ目にあたるので、記述3が正しい。誤肢の3つは含まれない。骨の量、見え方、考える働きは、いずれも高齢期に問題になるが、この基準の判定項目ではない。
考える働きの低下は、同じ基準の別の設問でも誤肢として置かれている。心の働きの衰えを含めて広く捉える考え方もあるが、この基準の判定項目は体の動きに関する5つに限られる。基準の名前と判定項目を組で覚える。
講義では、体重の減少は6か月間で2kg以上を目安とすると説明される。5つのうち3つ以上が当てはまれば虚弱、1つか2つならその前段階、0なら健常と判定する。前段階のうちに気づいて運動と栄養で介入すれば戻りうるので、早く見つけることに意味がある。口の働きの衰えも早い段階の手がかりで、硬いものが食べにくい、お茶が飲みにくい、滑舌が落ちるといった変化を見逃さない。歯は20本以上残すことが目標とされる。立ち上がりの検査や、大股で2歩歩いた距離を身長で割る簡便な検査も、判定の手がかりとして用いられる。考える働きの低下は、身体の虚弱と違って戻りにくい側面があるため、別の枠組みで扱われる。
高齢者の問題を4つ並べ、判定項目を1つだけ置く。解法は、(1) 5項目を書き出す、(2) 体の動きに関わるかで振り分ける、(3) 残るものを選ぶ。
含まれるのは体重減少。骨量減少・視力低下・認知機能低下は判定項目ではない。5項目は体重減少・疲労感・歩行速度低下・筋力低下・身体活動低下。