陰の生理に属するのはどれか。
正答:3
正答:3
気の作用(推動・温煦・防御・固摂・気化)は動かし温める陽の働き。寧静(落ち着かせ静める)は陰の生理作用。正答は3。
陽=動・熱・興奮、陰=静・寒・抑制という配当を、気の作用の用語(推動・温煦・気化)と「寧静」に当てはめられるか。
陰陽で人体の生理を分けると、陽は動かす・温める・興奮させる・上昇させる働き、陰は静める・冷ます・抑制する・滋潤する働きを受け持つ。気の作用のうち、推動(生長発育や血・津液の運行を押し進める)、温煦(体を温める)、気化(物質を変化させる代謝)は陽の働き。寧静は興奮を抑えて落ち着かせる陰の働きで、陰血が充実して心神が寧静に保たれる、夜間は陰が盛んになって眠る、といった文脈で使われる。陰虚で陽を抑えられなくなると、寧静を失って不眠・心煩・動悸が起こる。
気の作用5つ(推動・温煦・防御・固摂・気化)はすべて陽の側。「固摂」は漏れを止める働きで一見静的だが気(陽)の作用として分類される。陰の生理は寧静・滋潤・涼潤など。陰虚で寧静を失う=虚熱の不眠・心煩、と病証につなげる。
陰陽の生理配当:陽=気・衛・背・表・腑・動・昇・温・興奮、陰=血・営・腹・裏・臓・静・降・涼・抑制。陰平陽秘(陰が平らかで陽が固密)が健康で、陽盛で実熱、陰盛で実寒、陰虚で虚熱、陽虚で虚寒になる。寧静は心神の安定を表す語で、心血・心陰が神を養って初めて保たれる。
気の作用名を3つ並べ、陰の語を1つ置く。解法は、(1) 気の作用は陽、(2) 静・抑制の語=陰、(3) 寧静。
陰陽で生理を分けると、陽は動かし温め興奮させ、陰は静め冷まし滋潤する。気の作用である推動・温煦・気化(と防御・固摂)は陽の働き。寧静は興奮を抑えて落ち着かせる陰の働きで、陰血が神を養って保たれる。陰虚になると寧静を失い不眠・心煩・動悸が出る。