腠理を開闔するのはどれか。
正答:1
正答:1
衛気は脈外をめぐって体表を温め、外邪を防ぎ、腠理(皮膚のきめ・汗孔)の開閉を調節して発汗をコントロールする。正答は衛気。
気の分類(原気・宗気・営気・衛気)の由来・分布・働きを区別し、腠理の開闔=衛気と結びつけられるか。
衛気は水穀の精微の中の慓悍(けいかん)な陽性の気で、脈外を行き、外は皮膚・肌肉から内は臓腑まで分布する。働きは、体表を温める、外邪の侵入を防ぐ(防御)、腠理の開闔を司って発汗を調節し体温を一定に保つ。衛気が不足すると腠理が締まらず自汗が出て、風邪をひきやすい。宗気は胸中に集まって呼吸と発声、血の運行を推動する。営気は脈中を血とともにめぐって栄養する陰性の気。原気は先天の精から化生し三焦を通って全身に分布する根本の気。
営気と衛気は一対(営陰・衛陽、脈中・脈外、栄養・防御)。衛気の働きは「温・防・開闔」の3点セット。衛気虚で自汗(気虚の汗)、陰虚で盗汗という汗の鑑別につながる。宗気は胸中、原気は臍下丹田、と集まる場所でも区別する。
気の分類:原気(元気)は先天の精由来、臍下丹田に集まり三焦を通る。宗気は肺が吸った清気と水穀の精微が胸中で合わさり、呼吸・発声・血行を推動(虚里の動で診る)。営気は水穀の精気(陰性)で脈中を行き血を化生し栄養。衛気は水穀の悍気(陽性)で脈外を行き、昼は陽分を夜は陰分を各二十五周する。衛気の失調は自汗・悪風・易感冒・体温調節の乱れ。
気の4分類を並べ、働きで1つを選ばせる基本形。解法は、(1) 腠理=体表、(2) 体表を守り汗を調節する気=衛気。
気は原気・宗気・営気・衛気に分ける。衛気は水穀の精微の陽性の部分で脈外をめぐり、体表を温め、外邪を防ぎ、腠理の開闔を司って発汗を調節する。衛気不足で自汗・易感冒。宗気は胸中で呼吸と血行を推動、営気は脈中で栄養、原気は三焦を通って臓腑を始動する。腠理を開闔するのは衛気。