経脈を流れる気血の多少が太陰経と同じになる経脈はどれか。
正答:2
正答:2
十二経脈は経ごとに気血の多少が決まっており、太陰経・少陰経・少陽経は多気少血、太陽経・厥陰経は多血少気、陽明経は多気多血。太陰経と同じ多気少血は少陽経。正答は2。
『素問』血気形志篇に基づく六経の気血多少の配当を覚えているか。
経脈を流れる気と血の量の偏りは、陽明経が多気多血(気血ともに豊か)、太陽経と厥陰経が多血少気、少陽経・少陰経・太陰経が多気少血と配当される。太陰経は多気少血なので、同じ配当は少陽経と少陰経。選択肢にあるのは少陽経。この配当は刺鍼で出血を伴いやすい経(多血)や補瀉の考え方と結びつけて説明され、陽明経が多気多血で胃経・大腸経が気血の充実した経として扱われる。
表裏の関係(太陰—陽明、少陰—太陽、厥陰—少陽)と気血多少の配当は一致しない。覚え方は、陽明だけ多気多血、太陽・厥陰が多血少気、残り(少陽・少陰・太陰)が多気少血。「陽経だから多気」とは限らない(太陽は多血少気)。
『素問』血気形志篇「夫れ人の常数は、太陽は常に多血少気、少陽は常に少血多気、陽明は常に多気多血、少陰は常に少血多気、厥陰は常に多血少気、太陰は常に多気少血」。臨床では、多血の経(太陽・厥陰・陽明)は瀉血に適し、多気少血の経は出血を避けるなどの応用が語られる。陽明経が多気多血であることは、胃経・大腸経が精神症状や熱証に幅広く用いられる説明にも使われる。
表裏の対(太陰—陽明)へ誘導し、配当表の暗記で決める。解法は、(1) 太陰=多気少血、(2) 同じ配当=少陽・少陰、(3) 選択肢にある少陽。
十二経脈の気血の多少は、陽明が多気多血、太陽と厥陰が多血少気、少陽・少陰・太陰が多気少血。太陰経と同じ配当は少陽経(と少陰経)。陽明経が多気多血であることは胃経・大腸経の治療応用の広さと結びつけ、表裏の対とは別の配当として覚える。