問116
伏在神経の分布領域にあるのはどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:2
正答:2
下腿内側の陰陵泉が伏在神経の領域。正答は2。
下肢の経穴を、皮膚を支配する神経で仕分けられるか。
伏在神経は大腿神経の枝で、下腿の内側から足の内側の皮膚を支配する。教科書が各経穴に記す皮枝を見ると、下腿内側にある足の太陰脾経の合水穴は伏在神経とされている。したがって記述2が正しい。誤肢は支配する神経が違う。下腿外側にあるものは外側腓腹皮神経、大腿前外側にあるものは外側大腿皮神経と大腿神経の前皮枝、大腿部内側にあるものは閉鎖神経である。
名前に陰の字がつく経穴は内側にあると考えがちだが、陰市は胃経の経穴で大腿の前外側にある。名前ではなく部位で判断する。伏在神経は下腿の内側を下るので、下腿内側の経穴が候補になる。
伏在神経は脾経の下腿内側の経穴に広く分布し、三陰交・漏谷・地機・陰陵泉のいずれも皮枝は伏在神経である。腎経の復溜・交信・築賓も同じく伏在神経が皮枝になる。血海は大腿前内側にあるが、こちらは大腿神経の前皮枝である。
陰の字がつく経穴を並べ、部位と名前のずれを突く。解法は、(1) 各穴の部位を書く、(2) 下腿内側かどうかで絞る、(3) 皮枝を確認する。
伏在神経の分布領域にあるのは陰陵泉。陽陵泉は外側腓腹皮神経、陰市は外側大腿皮神経、陰包は閉鎖神経。