問119
顔面部、耳珠中央の前縁と下顎骨関節突起の間の陥凹部にあるのはどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:4
正答:4
耳珠中央の前縁が目印なのは聴宮。正答は4。
耳の周りに縦に並ぶ経穴を、耳珠のどこを目印にするかで見分けられるか。
耳の前には上から順に、耳珠上の切痕を目印にするもの、耳珠中央の前縁を目印にするもの、珠間切痕を目印にするものが縦に並ぶ。設問が示す耳珠中央の前縁と下顎骨関節突起の間の陥凹部にあるのは、手の太陽小腸経の聴宮である。したがって記述4が正しい。誤肢は目印にする位置が違う。1つは耳珠上の切痕、1つはもみあげの後方で耳介の付け根の前方、1つは珠間切痕である。
耳門・聴宮・聴会は上から順に縦に並び、耳門が耳珠上の切痕、聴宮が耳珠中央、聴会が珠間切痕を目印にする。教科書は耳門を聴宮の直上、聴会を聴宮の直下と記しているので、聴宮を真ん中に置いて上下を思い出すと整理できる。属する経脈もそれぞれ三焦経・小腸経・胆経と異なる。
聴宮は、耳珠と下顎骨の間の陥凹部で、下顎骨関節突起の後ろ側の縁に取るとされる。口を少し開けると取りやすいと添えられている。和髎は同じ三焦経だが耳の前ではなく、もみあげの後方で浅側頭動脈拍動部の後方にある。
耳の前に縦に並ぶ経穴を並べる。解法は、(1) 耳珠のどこが目印かを読む、(2) 上から耳門・聴宮・聴会と並べる、(3) 該当するものを選ぶ。
耳珠中央の前縁と下顎骨関節突起の間にあるのは聴宮。耳門は耳珠上の切痕、聴会は珠間切痕、和髎はもみあげの後方が目印。