問122
郄穴の部位はどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:1
正答:1
前腕後面で手関節背側横紋の上方3寸は会宗。正答は1。
部位の記述から経穴を割り出し、郄穴かどうかを判定できるか。
設問の4つの部位はいずれも実在する経穴のものだが、郄穴はそのうち1つである。前腕後面で尺骨の橈側縁、手関節背側横紋の上方3寸にあるのは手の少陽三焦経の会宗で、三焦経の郄穴とされる。したがって記述1が正しい。誤肢は要穴の種類が違う。1つは小腸経の合土穴、1つは脾経の経金穴、1つは膀胱の原穴の部位である。
前腕後面には手関節背側横紋から測る経穴が複数並び、支溝も同じ上方3寸にある。会宗は尺骨の橈側縁、支溝は橈骨と尺骨の骨間の中点と、前後の位置が違う。教科書は会宗を支溝から小指伸筋腱を越えたところと記している。高さが同じときは、骨のどちら側かで分ける。
郄穴は正経十二経脈に各1つ、奇経の4脈に各1つの計16穴ある。三焦経の郄穴が会宗、小腸経の郄穴は養老で前腕後内側の手関節背側横紋の上方1寸にある。同じ前腕後面でも、要穴の種類によって高さと位置が変わる。
実在する経穴の部位を4つ並べ、要穴の種類で選ばせる。解法は、(1) 各部位がどの経穴かを確定、(2) その要穴の種類を確認、(3) 郄穴のものを選ぶ。
郄穴の部位は「前腕後面、尺骨の橈側縁、手関節背側横紋の上方3寸」=会宗。他は小海・商丘・京骨で、それぞれ合土穴・経金穴・原穴。