問164
鍼刺激に対する感受性を決定する要因はどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:1
正答:1
体の状態は患者側の条件。鍼や手技は施術者が決める刺激量。正答は1。
感受性と刺激量を、条件の持ち主で分けられるか。
どれくらい刺激を受け止められるかは患者の側に属し、性別、年齢、体格、精神の状態、持病の有無と種類、施術を受けた経験の有無などによって変わる。体の栄養の状態は体格や全身の状態に直結する患者側の条件なので、感受性を左右する。したがって記述1が正しい。誤肢の3つは施術者が決める刺激量の側である。使う鍼の種類、鍼を動かす速さ、刺激を与える時間は、いずれも施術者が選ぶ条件で、患者が持ってくるものではない。
同じ問いが年度を変えて繰り返し出るので、患者側と施術者側という2分法を身につけておくと即答できる。使う鍼、動かす速さ、時間は施術者が決める側であり、体の状態は患者が持ってくる側である。
栄養の状態が悪い人、疲れが強い人、睡眠が足りない人では、通常の刺激量でも強く反応が出て、めまいや気分の悪さを招くことがある。空腹のまま施術を受けると失神が起こりやすいので、来院前の食事を確認する。初回はとくに弱い刺激から始め、施術後の反応を次回に聞き取って調節していく。
施術者側の条件を3つ並べ、患者側を1つ置く。解法は、(1) 条件の持ち主で振り分ける、(2) 患者側のものを探す、(3) それを選ぶ。
感受性を決定する要因は栄養状態。使用鍼・運鍼速度・刺激時間はいずれも施術者が決める刺激量の側。条件の持ち主で振り分ける。