刺鍼刺激を受容し、ひびき感覚を発生させるのはどれか。
正答:3
正答:3
ひびきは無髄の細い線維の興奮で得られやすい。その線維につながる受容器。正答は3。
ひびきという感覚を、受容器と神経線維の対応から説明できるか。
刺鍼のときに患者が感じる独特の感覚はひびきと呼ばれ、無髄の細い線維が興奮したときに得られやすいとされる。この線維につながる受容器は、機械・温度・化学の複数の刺激に応じる受容器である。したがって記述3が正しい。誤肢は担う感覚と線維が違う。触れた感覚を担う受容器と振動を担う受容器は、いずれも太い有髄の線維につながり、ひびきを生む経路ではない。強い機械的な力にだけ応じる受容器は細い有髄の線維につながり、鋭く速い痛みを担う。
受容器の名前を4つ並べられると、どれも刺激を拾いそうに見える。受容器と神経線維の太さと担う感覚を3点セットで覚えておくと、消去法が効く。ひびきは痛みとは別の独特の感覚だが、経路としては無髄の細い線維を使う点が要点である。
講義では、皮膚の自由な神経の終末が高閾値の侵害受容器やポリモーダル受容器と呼ばれると説明される。このうちポリモーダル受容器は無髄の細い線維につながり、鈍く重い痛みを担う。ひびきという独特の感覚も、この無髄の線維が興奮したときに得られやすいとされる。細い有髄の線維につながる高閾値の侵害受容器は、鋭い痛みを担い、切皮の瞬間の痛みがこれにあたる。触れた感覚や振動を担う受容器は太い有髄の線維につながり、伝わる速さも速い。受容器・線維の太さ・担う感覚の3つを組にして覚えると、名前だけを並べられても消去法が効く。
受容器を4つ並べ、触覚・振動覚の受容器を混ぜる。解法は、(1) ひびきに対応する線維を決める、(2) その線維につながる受容器を探す、(3) それを選ぶ。
ひびき感覚を発生させるのはポリモーダル受容器。無髄C線維につながる。メルケル盤とパチニ小体は触覚と振動覚、高閾値機械受容器は一次痛。