問173
焦灼灸について最も適切なのはどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:3
正答:3
足の裏の硬くなった病変に直接据えて、組織を壊す。正答は3。
灸法の狙いと、対象となる病変を対応づけられるか。
焦灼灸は、熱の刺激によって病んだ組織を壊すことを狙う灸法である。イボ、タコ、ウオノメといった皮膚の限られた病変に対し、その局所へ直接据えることで組織を壊し、かさぶたが自然に落ちて治るのを待つ。したがって記述3が正しい。誤肢は3つとも別の灸法の特徴である。物を隔てて据えるものは別の分類、燃えている途中で取り去るものは熱さを感じたら除く灸法、熱と薬の両方を期待するのは物を隔てる灸の特徴である。
灸法の名前が多いので、狙いで大きく分けると整理しやすい。組織を壊すもの、膿ませて防衛の力を高めるもの、点で熱を通すもの、温めるもの、という4つの狙いで区別する。焦灼灸は最初の1つで、対象がはっきりした皮膚の病変に限られる。
対象となる病変のうち、イボにはウイルスによるものがあり、削ったり傷つけたりすると広がる恐れがある。範囲が広い場合や、色や形が変化している場合は、皮膚科への紹介を考える。かさぶたが落ちるまでの間、清潔を保つよう指導し、感染に弱い人ではこの灸法そのものを避ける。
灸法の特徴を4つ並べ、別の灸法の特徴を3つ置く。解法は、(1) 焦灼灸の狙いを確認、(2) 各肢がどの灸法の特徴かを判定、(3) 一致するものを選ぶ。
最も適切なのは「ウオノメの上に施灸する」。焦灼灸は組織を壊すのが狙い。隔物灸の一種ではなく、途中で取り去るのは知熱灸、薬理効果は隔物灸の特徴。