日本の令和4年(2022 年)の生産年齢人口の構成割合に最も近いのはどれか。
公式正答:3
解説
日本の生産年齢人口の構成割合に最も近いものを問う。約60%である。
この問題で問われていること
年齢3区分の人口構成を割合で把握しているか。
しくみから理解する
人口を年齢で3つに区分する。年少人口は15歳未満、生産年齢人口は15〜64歳、老年人口は65歳以上である。現在の日本では、年少人口が約12%、生産年齢人口が約59〜60%、老年人口が約29%という構成になっている。生産年齢人口は1990年代半ばをピークに減少を続けており、老年人口の増加と合わせて、社会保障の担い手と受け手のバランスが変化している。
選択肢ごとの確認
低すぎる。4割では、残り6割を年少人口と老年人口で占めることになり、実際の構成と合わない。
やや低い。半数では老年人口が4割近くになる計算で、現状より高齢化が進んだ水準を想定することになる。
高すぎる。7割は高度経済成長期から1990年代前半の水準に近く、その後の少子高齢化で低下している。
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混同しやすいポイント
3区分の境界年齢(15歳と65歳)を正確に覚える。また『生産年齢人口』と『労働力人口』は別の概念で、後者は15歳以上の就業者と完全失業者の合計であり、学生や専業主婦、高齢の非就業者は含まれない。混同しやすい。
理解を深める
年齢3区分から導かれる指標も頻出である。年少人口指数=年少人口÷生産年齢人口×100、老年人口指数=老年人口÷生産年齢人口×100、従属人口指数=(年少人口+老年人口)÷生産年齢人口×100、老年化指数=老年人口÷年少人口×100。分母が生産年齢人口である3つと、老年化指数だけ分母が年少人口である点を区別する。人口ピラミッドは、かつての富士山型からつぼ型へ変化しており、これは出生数の減少と長寿化を反映している。
間違えやすい考え方
統計の割合を問う型で、選択肢が10%刻みで並ぶ。順位ではなく水準の記憶が要る。『年少12・生産60・老年29』の3つをセットで持つと、どの区分を問われても答えられる。
5分で振り返る
①年少人口=15歳未満(約12%)。②生産年齢人口=15〜64歳(約60%)。③老年人口=65歳以上(約29%)。④労働力人口とは別概念。⑤老年化指数だけ分母が年少人口。⑥人口ピラミッドはつぼ型。
1分チェック
- 生産年齢人口は総人口の何%か。→ 約60%(15〜64歳)。
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