問10
産業衛生管理のうち作業管理はどれか。
この問題の分類段階3 応用症例や条件を判断材料にする問題
正答:2
正答:2
働く人の側の条件を整えるのが作業管理。保護具の使用がこれにあたる。正答は2。
産業衛生の3つの管理を、対象で分けられるか。
働く場の健康を守る取り組みは、3つの管理に分けられる。作業する場の環境そのものを整えるもの、働く人の作業のやり方や姿勢や時間、身につける保護具を整えるもの、そして働く人の健康の状態を把握し管理するものである。防塵のマスクを使うことは、働く人が身につけて曝露を減らす手立てなので、2つ目にあたる。したがって記述2が正しい。誤肢は担当が違う。作業場の換気と作業環境の測定は環境の管理、定期の健康診断は健康の管理である。
「作業環境管理」と「作業管理」は名前が似ているので取り違えやすい。場を整えるのが前者、人の側の条件を整えるのが後者である。保護具、作業の姿勢、作業の時間や交替は後者に入る。
環境の管理では、有害な物質の発生を抑える、隔てる、換気で薄める、といった対策を階層的に行う。作業の管理では、曝露する時間を短くする、姿勢を改める、保護具を使うといった手立てを取る。健康の管理では、雇い入れのときと定期の健康診断、有害な業務に就く人への特殊な健康診断を行う。3つは順序があり、まず環境、次に作業、最後に健康の管理という優先順位で考える。
取り組みを4つ並べ、環境管理と健康管理を混ぜる。解法は、(1) 3管理の対象を書く、(2) 人の側の条件を整えるものを探す、(3) それを選ぶ。
作業管理は防塵マスクの使用。作業場の換気と作業環境測定は作業環境管理、定期健康診断は健康管理。場か人かで分ける。