脳波について正しいのはどれか。
正答:1
正答:1
目を閉じて静かにしているときに現れるのがα波。正答は1。
脳波の波を、周波数の順と現れる場面で並べられるか。
脳波の波は、1秒あたりの振れの回数によって名前が分かれる。速いほうから順に、目を開けて何かに集中しているときのβ波、目を閉じて静かにしているときのα波、うとうとした状態のθ波、深く眠っているときのδ波となる。つまり、意識がはっきりしているほど速く小さく、眠りが深くなるほど遅く大きくなる。したがって、目を閉じて安静にしているときに現れるという記述はα波に当てはまる。誤肢は3つとも順序や場面の取り違えである。β波はα波より速いので、周波数が低いという記述は逆になる。δ波は深い眠りのときに出るもので、運動時ではない。深く眠っているときの脳波は平坦になるどころか、大きくゆっくりした波になる。脳波が平坦になるのは脳の活動が失われた状態を示す。
波の名前をギリシャ文字の順(α・β・γ・δ)で覚えると、速さの順と一致しないので混乱する。速さの順は β>α>θ>δ で、覚醒から深い眠りへ向かう順に遅くなる。この一本の流れで並べ直すと4つの選択肢は一度に判定できる。
目を閉じて現れたα波は、目を開けると消える。これをα波の抑制という。睡眠は、眠りが深くなるにつれてゆっくりした波が増える段階と、脳波は覚醒に近いのに体の筋の力が抜けている段階に分かれる。後者では夢を見ることが多く、この時期に体が動いてしまう状態はレビー小体型認知症やパーキンソン病に先行して現れることがある。
波の名前を並べ、速さの順と現れる場面を入れ替える。解法は、(1) 覚醒から深い眠りへ向かう順に波を並べる、(2) 速さがその順で遅くなることを確認、(3) 各選択肢を照合する。
α波は安静覚醒閉眼時に現れる。β波はα波より速く、δ波は運動時ではなく深い眠り、深睡眠では平坦ではなく大きくゆっくりした波になる。覚醒から深い眠りへ向かう順に遅くなる。