問34
DNAウイルスはどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:4
正答:4
水ぼうそうと帯状疱疹を起こすヘルペスの仲間はDNAウイルス。正答は4。
代表的なウイルスを、遺伝物質の種類で分けられるか。
ウイルスは、遺伝の情報をDNAで持つものとRNAで持つものに分かれる。水ぼうそうと帯状疱疹を起こすウイルスはヘルペスの仲間で、DNAを持つ。したがって記述4が正しい。誤肢の3つはいずれもRNAを持つ。冬の胃腸炎を起こすもの、はしかを起こすもの、かぜや新型の肺炎を起こすものは、すべてRNAのウイルスである。
種類が多いので、DNAを持つ側を覚えて、残りをRNAと判断するのが効率がよい。DNAを持つ代表は、ヘルペスの仲間、いぼを作るもの、肝炎のうちB型を起こすもの、アデノウイルス、痘瘡のウイルスである。ヘルペスの仲間には、口の周りに水ぶくれを作るもの、水ぼうそうと帯状疱疹を起こすもの、伝染性単核球症を起こすもの、サイトメガロウイルスが含まれる。
ヘルペスの仲間は、初めて感染したあと神経の節に潜み、抵抗力が落ちたときに再び活動して帯状疱疹を起こす。同じ仲間のうち、伝染性単核球症を起こすウイルスはバーキットリンパ腫や鼻咽頭の癌との関連が知られている。いぼを作るウイルスの一部は子宮頸部の癌の原因になる。ウイルスが癌に関わる仕組みは、腫瘍の外からの原因の一つとして扱われる。
ウイルス名を4つ並べ、遺伝物質で選ばせる。解法は、(1) DNAを持つ側を書き出す、(2) 各肢を照合、(3) DNA側のものを選ぶ。
DNAウイルスは水痘・帯状疱疹ウイルス。ノロウイルス・麻疹ウイルス・コロナウイルスはいずれもRNAウイルス。DNA側を覚えて残りをRNAと判断する。