問39
脳性麻痺で、はさみ脚歩行を呈するのはどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:1
正答:1
脳性麻痺の病型のうち、はさみ脚歩行を呈するものを選ぶ。はさみ脚歩行は痙性(筋緊張亢進)の歩行であり、痙直型脳性麻痺で呈する。
脳性麻痺の4病型のうち、はさみ脚歩行を呈する病型を1つ選ぶ。
はさみ脚歩行は痙性対麻痺歩行であり、両側の錐体路障害で対麻痺が起き、両膝が重なり合うように両足が内側に向いた足尖を交差させながら爪先歩行する。痙直(筋トーヌス亢進)は他動運動に対し抵抗が強い痙性の状態であり、痙直型脳性麻痺ではこの痙性対麻痺歩行=はさみ脚歩行を呈する。
脳性麻痺の病型名(痙直型・失調型・非緊張型・アテトーゼ型)と運動症状を対応づける。はさみ脚歩行=痙性(spastic)の歩行であることを起点に、痙直型(痙性)を選ぶ。アテトーゼ型は不随意運動、失調型は失調歩行、非緊張型は筋緊張低下。
痙直は折りたたみナイフ現象を示す筋トーヌス亢進で、屈筋か伸筋の一方のみが亢進する。アテトーゼは緩徐持続性の不随意運動で手指・手関節をくねらせる。これらの運動症状の違いが各病型の歩行に反映される。
病型名から症状を即答できないと迷う。『はさみ脚歩行=痙性』をまず確定し、痙性=痙直型に対応づける。アテトーゼ型・失調型・非緊張型は痙性歩行を呈さないと消去する。
はさみ脚歩行=痙性対麻痺歩行=両側錐体路障害。脳性麻痺で痙性を示す病型が痙直型。痙直=折りたたみナイフ現象の筋緊張亢進。他病型:アテトーゼ型=不随意運動、失調型=失調歩行、非緊張型=筋緊張低下。痙性歩行を呈すのは痙直型のみ。