問47
やせをきたしやすい疾患はどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:4
正答:4
やせ(るいそう)をきたす疾患を選ぶ問題。神経性食思(欲)不振症は摂食障害として、精神的影響により食事摂取が不十分になりやせをきたす代表疾患である。
4つの疾患のうち、やせをきたしやすいものを1つ選ぶ。
やせは摂食障害(神経性食思〈欲〉不振症など)にみられるように、精神的影響や消化器疾患のために食事の摂取が不十分であったり吸収不良の場合に起きる。標準体重の-20%以下をやせ(るいそう)と定義する(440行)。
甲状腺は『亢進症=やせ・低下症=肥満(やせない)』が逆になりやすい。代謝亢進でエネルギー消費が増える亢進症がやせ、代謝低下の低下症は症候性肥満側。設問選択肢は『低下症』なのでやせをきたしにくい。
やせの原因は、①摂食障害(神経性食欲不振症)、②消化器疾患による吸収不良、③代謝亢進・内分泌疾患(甲状腺機能亢進症・下垂体機能低下症・アジソン病・糖尿病など)、④発熱、⑤消耗性疾患(悪性腫瘍・重症肺結核の末期に高度のやせ=悪液質)と整理される。
甲状腺機能『低下症』を出して亢進症(やせ)と取り違えさせる、早期胃癌で消耗性疾患末期のやせと混同させる引っかけ。やせの代表は摂食障害(神経性食欲不振症)。
やせの原因を5系統で覚える:摂食障害(神経性食欲不振症)/消化器疾患(吸収不良)/代謝亢進・内分泌(甲状腺機能亢進症・糖尿病・アジソン病・下垂体機能低下症)/発熱/消耗性疾患末期=悪液質(悪性腫瘍・重症肺結核)。甲状腺は亢進=やせ、低下=肥満側と区別する。