問54
パーキンソン病で振戦が最も起こりやすいのはどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:2
正答:2
パーキンソン病の振戦の性質を問う。特徴は安静時振戦であり、安静(じっとしている)時に最も起こりやすく、随意運動を始めると減弱・消失する。
パーキンソン病の振戦がどの状態で最も出現するか(安静時か運動時か)を問う問題。
教科書は『安静時振戦は規則的なふるえで、随意運動により減弱消失する』と記載する。すなわち、じっとしているとき(安静時)に振戦が最も強く、字を書く・物を取る・手を前で保持するなどの随意運動時には減弱する。
『安静時』振戦という名称を、姿勢保持時(手を前に保持)や運動時の振戦と取り違えやすい。安静時=何もせずじっとしている状態と確認する。
教科書の安静時振戦の定義『規則的なふるえで、随意運動により減弱消失する』が、本問の全選択肢(字を書く・物を取る・手を保持する=いずれも運動/姿勢保持/随意動作)を一括で否定する根拠となる。
『手を前で保持』『物を取る』など、動作の種類を並べて迷わせるが、安静時振戦は随意運動で減弱という1点で判別できる。
パーキンソン病の振戦は安静時振戦で、規則的なふるえ。随意運動を始めると減弱・消失する。したがって、じっとしている(安静)ときに最も起こりやすい。書字・把持・姿勢保持はすべて随意運動側で減弱する。