問62
我が国における後天性失明の原因で最も多いのはどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:4
正答:4
緑内障は教科書で『視覚障害の原因の第1位』と明記されており、後天性失明(視覚障害)の原因として最も多い疾患にあたる。緑内障は眼圧亢進で視神経が障害され、進行すると失明に至る一連の疾患群である。
我が国の後天性失明(視覚障害)の原因で最も多い疾患を1つ選ぶ問題。緑内障の疫学的位置づけを問う。
教科書は緑内障の【疫学】で『罹患率は40歳以上で約5%と推計され、視覚障害の原因の第1位である』と記載する。視神経障害が進行すると失明に至るため、後天性失明の原因第1位=緑内障となる。
白内障は治療(手術+眼内レンズ)で視力が改善される疾患であり、失明原因の第1位ではない点が鑑別の鍵。緑内障は中心視野が末期まで残り自覚が遅れるため、進行して失明に至りやすい。
教科書の緑内障:罹患率は40歳以上で約5%。原発性・続発性・先天性に分類、原発性開放隅角緑内障が最多。治療で眼圧を下降させるが、視野障害・視力低下の自覚はかなり末期になってからのことが多い(中心視野が比較的最後まで残る)。早期発見が難しいことが失明に至りやすい背景にある。
治療で改善可能な疾患(白内障)を『最も多い失明原因』として混ぜるトラップ。教科書に明記された『緑内障=視覚障害原因第1位』を根拠に選ぶ。
教科書 緑内障の【疫学】『視覚障害の原因の第1位』と、白内障の【経過・予後】『手術により視力が改善される』を対比して読み、緑内障が失明原因として最多になる理由(自覚の遅れ)を確認する。